さて、当ブログ恒例の振り返り記事です。
もはやこれを書かなきゃ締まらないというような気分なので、今回も気合いを入れて書いていこうと思います。
↓前回の記事↓
はじめに
九段から十段に上がるためには、大きく3つの段階を経て成長していかなければならないと思います。
それは、
- ☆11イージー埋め
- ☆11ハード埋め
- ☆12地力Cへの挑戦
というものです。
実際にはある程度同時並行で進むことになるとは思いますが、とりあえず主目的は分かれるはずです。
この記事では、主目的別に1段階を九段前期、2を九段中期、3を九段後期として書いていこうかと思います。
また、私は基本的にACをプレーしていませんので、クリアランプの状況などは全てINFINITASでプレー出来る曲のみを対象としています。
ちなみにINFINITASの☆11、☆12はBIT解禁曲は全曲解禁済、楽曲パックはVol.2、7を除き全て購入済みです。
1.九段前期(☆11未イージー埋め)
なんとか九段に合格出来た、というような状態では、☆12の弱い方には既に触れられる状態ではありますが、まだまだ☆11に課題を残しているままでした。
なので、当時の☆11の状況としてはアシストイージーと未クリアを合わせて20%、未難でいえば75%ほどもありました。
という事で、☆12に挑戦出来る喜びは少し置いておいて、まずは20%もある紫と点滅の曲をクリア出来るように頑張りました。
この記事を見てくださる皆さんは既にご存知かと思いますが、有志の方が作って下さっている難易度表というものを参考にして、恐らくこの頃アシストイージーやイージーゲージで特攻していたのは地力B〜Sのあたりだったと思います。
必要ないとは思いますが難易度表のリンクです。
プレースタイルとしては、ミスカウントソートで下からひたすらBP減らしです。
この頃はまだいくらでもBPもランプも更新出来たので、どんどん先へ進む事が出来ました。
ちなみに、この頃初めて手元動画というものを撮影し、手の動きが大きすぎるという点を意識しながら日々のプレーに励むようになりました。
2.九段中期(☆11ハード埋め)
どんどん上手くなっていく実感はありましたが、それでもまだまだ☆12を主戦場にするには程遠いという事も同時に痛感させられ、☆11のハードクリアを増やすことで少しでも☆12の密度に対抗できるように練習していました。
この時期の主な☆11のプレースタイルは
- BPが多い順にイージー特攻
- BP50を切った曲にハード特攻
- BP80あたりのあまり触れない曲群をたまにBP減らし目的で周回
というような感じになります。
まあ結局、ハードが点くまで満遍なく全曲を周回していたというだけですね。
イージー埋めと並行しながらハード埋めを頑張っていると、☆11全体としてBPが段階的に下がっていき、100以上だったものが周回する毎に80→60→40というように大体20ずつくらいの減り方をしてきて、
出来そうだなと目星をつけた曲が一通りハードで染まる頃には更に出来そうな曲が増えている、というサイクルで毎日毎日白ランプが増えていきました。
気づけば☆11フォルダは4割ほど白くなっており、そして同じような時期に未イージーが1桁になり、☆12の方もノマゲ地力FやEあたりに2〜3回ほど挑戦することが日課になりはじめました。
3.九段後期(☆12地力D〜C挑戦)
そしてようやく、毎日しっかりと時間を取って☆12に触れるようになってきました。
これまでひたすら我慢して☆11のハード埋めを続けてきた成果が遺憾無く発揮され、ノマゲ地力Eに一気にイージーランプが点灯し始めました。
そしてあっという間に地力Eを緑に染め上げたと思えば、地力Dも半分ほどがイージークリア、もう半分がアシストイージークリアと少しの未クリアという状態になりました。
この調子で次は地力Cだ、という感じでエスカレーター方式でどんどん難しい曲にランプが増えていくかと思いきや、その実ここの壁はかなり分厚かったのです。
この頃は地力Dのほとんどにアシストイージー以上が点いているにも関わらず、地力Cになるとアシストイージーがたったの2個、他全てがFAILEDに染まるという有様でした。
この段階まで来て、困難な事実を突きつけられました。
この地力Cという大きな壁をある程度でも理解できるようにならないと十段にはなれないのだと。
ここから先も今まで同様に簡単にステップアップ出来ると思うなと。
そこから先はもう☆11なんて指慣らしのために軽く触るくらいのものになり、日々のプレーの中での目的意識を完全に☆12に割くようになりました。
それはもう必死で鍵盤を叩き続け、少しでも調子の良い日はランプ更新のための特攻を繰り返し、調子の悪い日はイージーをノマゲに変えるべく地力DやEを触り続けました。
目線固定の意識も強く持つようになり、ノーツ1つ1つを確実に拾えるように、認識の解像度を高めるように目を凝らしました。
余裕のある瞬間があれば手首に集中して脱力することも意識しました。
その結果、二重乱打譜面などの見切り力が徐々に上昇していき、ついにAAやBrokenにイージーが点いたり、調子の良い日には地力Cにアシストイージーランプが点くようになりはじめたのです。
4.十段挑戦段階
気がつけば地力Dも全てイージークリアを達成し、☆12の周回を始める前には指慣らしと調子チェックに毎回必ずFをランダムでプレーするようになっていました。
緊急事態宣言中でゲームセンターには全く行けていませんでしたが、ACもプレー出来ていたならもう合計でイージー100曲くらいにはなるんじゃないかと思った頃、初めて十段に挑戦しました。
結果は以前の記事に書いた通りではありますが、リユニの最後のトリル落ちという結果でした。
ギリギリのところで十段に合格出来る人と自分の間にはもうほとんど差がないということを感じた私は、もう調子の良い日を待つのみだと思いじっと機を待ちました。
そして数度の再挑戦ののち、ようやく十段に合格することが出来たというお話です。
詳しい話は前回の記事に書いていますので、良ければ見てやって下さい。
感想
ここにきてようやく☆12を遊んでいる、ビートマニアの醍醐味を味わっている、というような気持ちが出てきて、感動しています。
そして、九段取り立ての頃の自分と比較すると、驚くほどの成長を遂げたんだなと感じると共に、十段取り立てではまだこんなにも出来ない事が多いのか、という先に続く途方もない道のりを改めて痛感させられます。
中伝が無かった頃であればこの次に待ち受けているのは卑弥呼冥ですから、「十段から皆伝はそれまでと同じかそれ以上の時間がかかる」と言われるのもそりゃ当然だと納得できました。
さて、ここまでたどり着いたは良いものの、これ以上に自分が成長するビジョンが全く見えていません。
毎日のように地力CやBに特攻しては返り討ちにされ、このままこれを続けていて良いのかという疑問すら湧いています。
どうしたらいいんでしょうね。
段位の終わりという大きな節目でありながら、今まで以上に先が見えず絶望を感じるので素直に喜べないというのが今の心境です。
とりあえず、九段編もこれにて終了。
次回からは十段編として絶望に打ちひしがれる私の様子をお楽しみください。