これが私のビートマニア成長記録の最後の記事になります。
ビートマニアの成長記録シリーズだけで200本の記事を書いてきたわけですが、ちょうどキリ良く終われそうなのでラッキーといった感じです。
今回はただの身の上話、かつ状況が特殊なため、特に見ても何も得るものはないと思います。
↓前回の記事↓
経緯
ここからは今回を最後の記事にするに至った経緯について書いていきます。
あ、一応先に書いておきますが弐寺を引退するというお話ではありません。
右手の痛みについて
事の発端は数年前(おそらく弐寺を始めるより前だったと思います)、事故で右手中指の筋が切れたことでした。
握り拳を作った時に手の甲側で指の付け根の骨が出てくるあたりの部分です。
縫合はしてもらったものの、気がつけば中指は上向きに反らす事ができなくなり、じゃんけんでパーを出すと中指だけが伸びきらず内側に入り込むというような手になってしまっていました。
おかげさまでハズレ譜面に中指を向けるような過激な人間にならずに済みましたが、では鍵盤を叩く事においてはどうなんだろうと気になります。
最初のうちはボタンを押す動作は指を曲げるだけのものなので特に問題はないだろうと思っていました。
現に途中まではどんどん上達していましたし、こうやって指を動かすことがリハビリにでもなって再び中指が上がるようになればいいなと思っていたのですが、譜面の物量が増えるにしたがって悪影響を感じ始めます。
それはsl6あたりの難易度を遊んでいる頃でした。
右手がそこそこの勢いで痛み始めたため、BMSを中断して湿布を貼って耐えしのぎつつ、「もしやこれは腱鞘炎というものか」と、腱鞘炎経験者である皆伝師匠に聞いてみたり、ネットで調べたりしつつ安静に過ごしていたのですが、その痛みの正体が回を増すごとにはっきりしていくわけです。
よくよく考えてみればいつも痛みで抑えている場所は、本来中指を上げるための筋が通っている場所だったわけですね。
実は元々おかしかった
ここで中指が原因である事が分かったと同時に、今まで課題点だと考えていた色々な謎や問題が一気に解決していきます。
まず、プレイ動画を見返した時に必要以上に手がバタついている事。
これは単純に指が上がらないので、手のひら自体を返すという動作をせざるを得なかった結果だったのだということに気が付きました。
さらに、その手の動きが二重階段などのデニム系譜面や綺麗な正規譜面を捌くのにおいては丁度良いものだったわけですね。
なので二重階段が得意、とは言いつつも手をバタつかせる速度には限界があるので、あくまで得意なのは中速までだったという結論に至ります。
ファーフルや卑弥呼、クロペンなどはもはや指押しを求められる速度であるため、どう足掻いても押せないわけですね。
そして、指が上がらないことは苦手な譜面の理由にも繋がっていました。
ランダムをかけると手のひらのバタバタで対応できない譜面がほぼ間違いなく降ってくるんですよね。
何も分からない頃から無意識にこの辛い動作を避けようとした結果、正規ばかり遊ぶようになってしまったのだろうなと思います。
また、6鍵をCNで押しっぱなしにしてしまうと手の動きがロックされてしまうため、特に右手のCNや右手の軸、さらには4,6トリルが苦手だったことにも合点がいきます。
4,6トリルに至っては6鍵を押す指が持ち上がらないためあんみつせずに押すような単発では結構な頻度で抜けてしまっていました。
正規形でも苦手な配置として割と最近の一例を出しますと、オレはビートマニア!お前は何マニア?のミラー譜面で頻発する2467階段のせいで、この1曲だけで右手が破壊されたことがあります。
(Textage様より引用)
そうして全てに納得したと同時に、この辺が自分の限界かな、と悟ってしまったのです。
最後の収穫
とはいえ、一番達成したかった皆伝合格という目標は達成できたので、今作中に残り4つのやりたかったことをやれれば本当に満足かなという気持ちです。
というわけで今回は、ずっとやりたかったものの時間が取れずにやれていなかった、そんな収穫を最後にお披露目して終わろうかなと思います。
☆11 全白
まずはこちら。
やれば終わるとは思っていたものの、☆12を優先してしまって何だかんだ終わっていなかった☆11の全白です。
ちなみにもともと残っていたのがこれらです。
全部皿ですね。
というわけでどーん。
Beat Juggling Mix
SAMURAI-Scramble
Routing
naughty girl@Queen's Palace†
CHECKING YOU OUT
BRAINSTORM
ノーティダリアは今回初ハードとなりましたが、まあ思っていた通りある程度覚えてしまえばすぐに終わりましたね。
そんな中で覚えられない、噛み合わないの二重苦だったBRAINSTORMが結局最後まで残りました。
これを八段に入れるのは本当にやめたほうがいいですよ。
バージョンフォルダ全白(☆12を除く)
人は誰しも選曲画面を真っ白にしたいものです(諸説あり)。
でも全白は不可能なので、じゃあ1曲目の画面だけでも……という気持ちで綺麗に漂白してみようと思い至りました。
ということで皆伝合格時の状況がこちら。
それが……
こうなりました。
綺麗に漂白されて大満足ですね。
☆12を含めるとこれです。
これを漂白することが次の目標になるんだろうと思っていましたが、残念ながら諦めざるを得ないですね。
現在進行形の課題
最後に今作でやっておきたいことがまだ残っているので、それらの現状をば。
☆12 全曲プレイ記録を残す
こちらはとりあえず残すところ未解禁の8曲のみというところまでやってきました。
(アプリのバグでA MINSTRELが2曲出てきており、片方がプレイ済みとなっています)
可能であれば解禁曲もすべて遊びたいので、今回のアリーナで頑張ってこれまでの☆12は一気に解禁しちゃいました。
PinkyCrushで1000クレ達成
1000クレを超えて1曲目から☆12を遊べるようになることは夢ですからね。
こちらは現状で500クレ程度なので、ようやく折り返し地点が見えてきたくらいのところです。
とはいえ月100クレを少し上回るくらいのペースで遊べばまだ達成できる見込みはあるので、最後にちょっと頑張ってみようかなと思っています。
お礼
ここまで私のブログを追ってくださった方々、くだらない記事にも関わらずたくさんのコメントをくださった方々にお礼をさせてください。
皆さんの閲覧がPV数という形でここまで私の弐寺へのモチベーションを絶やさずに遊んでこられた原動力となっていました。
そして身近で私の弐寺生活を支えてくださったライバルの皆さんにもここで感謝を伝えさせていただきます。
いつも皆さんの大きな背中を追ってここまでやってきましたので、誰もが欠かせない存在でした。
本当にありがとうございました。
さて、ここから少し余談です。
以前どこかで書いたかもしれませんが、こうやって私が成長記録を残してきたのは、10年以上前に出会ったとあるブログがきっかけでした。
当時私はリフレクビートを頑張っていた頃で、そのブログの最新記事ではとてもお上手なスコアの数々が羅列されていたわけなのですが、過去の記事を振り返っていくと当時の私と同じようなところでつまずいている苦難の様子が記されており、どの記事を見ても共感しっぱなしだったことをよく覚えています。
今自分が抱えている苦悩の先にはこのような明るい未来が待っているんだという、大きな希望を見せていただいたブログでした。
ゲーセンに行けば弐寺を遊ぶ10人に1人は皆伝という時代にはなりましたが、それでも新たに始める人が全くいないわけではないと思うので、このブログもいずれどこかの誰かに共感され、希望となっていけばいいなと思ってここまで書いてきました。
そうして無事に当初からの目標であった皆伝にも合格することができたので、一つの希望の果てまでをこのブログで書くことが出来たのは本当に良かったなと思っています。
めでたしめでたし 終わりましょう
儚キ戀ノ幻想譚♪
ということで私の皆伝への長い長い旅はいかがだったでしょうか?
中指の件は1年以上前には気づいていましたが、誰にも言ってはいませんでした。
誰かにこれを伝える事でそれが自分自身の甘えに繋がって、皆伝や上達を諦めることに正当性を持たせたくなかったからですね。
このまま行き詰まって永遠に中伝を抜け出せなかったらどうしようかと不安になった日もありましたが、なんとか肩で息をしながらもこのブログを幸せな結果で終わらせることができて本当によかったです。
ちなみに弐寺の記事を書くのはここまでになりますが、私のXでは今後も収穫があれば適度にポストしていくつもりですし、冒頭に書いたとおりPinkyCrush稼働終了と共に引退などと考えているわけでもありません。
まあ他にやりたいこと、やるべきこともそれなりに多いので徐々にフェードアウトという形にはなるかもしれませんが、音ゲーマーは引退詐欺を繰り返す生き物なのでなんだかんだ10年後も弐寺を遊んでいたりするんでしょう。
10年後に弐寺があれば、ですが……。
さて、それでは私達の旅はまだまだこれからだということで。
中伝編 -終章-もこれにて完結です!
くぅ~疲れましたw