1ヶ月間ほどBMSを続けてからACに戻ってくると、何となく感覚が違うような気がします。
そもそも家では座り環境なのでそこはもちろん違うのですが、静音化されていない鍵盤の打鍵感や、皿の手への吸い付き感のなさなど、あまり改善しようのない問題はそれなりにあります。
ただ、一番原因が分からないのが、右手の薬指(7鍵)の位置がズレていてたまにボタンを押せずにアクリル板を叩いてしまうというものです。
画面サイズに起因する立ち位置の問題なのでしょうか。
その辺は改善出来そうなので再調整をしてみようかなと思いました。
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赤段位が解禁されたので挑戦してみた
というわけで今回は赤段位のお話を話題がそれなりにホットなうちに記事にしてみようかと思います。
とうとう十段ボスに地力Aが来たということで、止まらない難易度インフレに私は打ち勝つ事ができたのでしょうか。
九段
さて、まずは九段から。
1曲目 ☆11 鴉(A)
1曲目の鴉については特筆する事が無いです。
挑戦段階の頃はそれなりに難しいと思っていたような気がするんですけどね、今となっては……と言ったところでしょうか。
2曲目 ☆11 Theory(A)
一番の問題児であるTheoryは2曲目に配置されています。
Discloseのように中盤だけ低速になるタイプのソフラン譜面で、低速なのに容赦なく16分連皿が降ってくるという私にとってかなり苦手な傾向です。
低速ではありますが、皿のリズムさえ覚えてしまえばギアチェンの必要がなく見切れる程度なので、そこが若干の救いかもしれませんね。
九段挑戦段階なら覚えてしまうのが手っ取り早いと思いました。
3曲目 ☆11 Night! Night! Night!(A)
3曲目のNight! Night! Night!は早めのBPMに皿複合と階段系物量の傾向になっています。
これはなんとなくポロポロこぼしてしまうタイプの譜面で、傲慢ちゃんの下位互換のように感じました。
ただ、前作九段3曲目のALBAのように終盤で明らかに殺しにかかってくるようなタイプではないので、ALBAに比べれば明らかな易化ですかね。
個人的には流石にこのBPM帯では16分の打鍵をきっちり光らせる事は出来ないので、多少べちゃべちゃ押していくような状態になり、スコアランクとしてもやはりA止まりになってしまいました。
これの打鍵速度が足りている人となると結構な上級者なのでしょうか。
4曲目 ☆12 Todestrieb(A)
4曲目は少年A……ではなく傲慢ちゃんことTodestriebです。
前半難な傾向にあるため、CN地帯に辿り着ければ合格のチャンスがあるというくらいでしょうか。
私自身はこれを急に出来るようになるタイプの典型的な地力譜面だと思っており、少年Aに比べて地力を測るのに適していると思います。
これで落ちたら素直に地力上げをがんばりましょう。
今回の挑戦では、CN地帯手前の発狂から少し削られだし、CN地帯で外しまくってそこだけグラフが凹むという何とも言えない結果になりました。
CNがもう少しちゃんと押せていればハードも点きそうですね。
総評
今作九段は、2曲目で削られ3曲目でそれなりに回復、4曲目の前半を抜けてCN地帯以降を疲れと戦いながら耐え抜く段位となっているように思います。
2曲目と3曲目が逆でも良かったのでは、とも思いますが、挑戦段階の方からするとたまったもんじゃないでしょうね。
十段
今作の十段は過去一番の難易度であるという声が多いですね。
冒頭でも書いた通りではありますが、前作十段になったばかりの私ではなかなか触れない程度に難しい、地力Aからの選曲というのが過去最高の難易度だということを端的に表しているわけです。
とはいえ、段位ゲージならまた印象も変わってくるかもしれません。
ということで、アップも終わって恐る恐る十段に触ってみることに。
1曲目 ☆12 DARK LEGACY(A)
これが1曲目って結構辛くないですか。
特に問題になるのはBGAで爆発が起こっているあたりからで、さらにそこを抜けても多少のブレイクの後に階段系の高密度が続くのでなかなか回復が出来ません。
ただ、個人的に正規は押しやすめの配置なので、死ぬほどではないものの辛いという感じでしょうか。
2曲目 ☆12 Sense 2007(A)
お馴染みのやつですね。
前作での初挑戦時は一桁%が見えていたので、今回も落ちるならこの曲かもしれないと思っていたのですが、思いの外押し切る事が出来て一安心でした。
なんだかんだで皿は8分音符をひたすら回すだけなので、結局は鍵盤の縦連絡みが難しいんだろうと思って、前回はレーンの右寄りばかりを見ていたのですが、今回は皿もしっかり見ようとして左寄りを重視していました。
そうすると案外左手側が忙しいという事がなんとなく掴めてきたので、そこをしっかり押し切ろうとしたのが今回うまくいった要因ではないかと思います。
扇子は縦連より皿絡みです。
縦連は雰囲気と気合いです。
3曲目 ☆12 Colorful Cookie(A)
こちらもお馴染みです。
「クッキーを抜けられるなら地力は足りている」という通説がありますが、私が思うにクッキーをそれなりに余裕を持って抜けられないと次の曲で力尽きるので、何とかギリギリ抜けられた程度だとその後もまだまだ分からないです。
今回の私の挑戦結果としては、餡蜜地帯あたりからかなり下手くそでした。
3・3・7拍子地帯もイージーが点いた時に比べて遥かに押せていない感じがありましたが、それでもなんとか50%あたりでフィニッシュ。
なんだか微妙な結果です。
こんな調子で次の曲を耐え切る事が出来るのか、と不安になってきました。
4曲目 ☆12 BEAT PRISONER(A)
問題のヤツです。
曲は知っていましたが譜面をプレイした事がなく、今回の段位入りが決まって初めて譜面を見て「うわあ難しそうだ」という漠然とした感想を抱いた程度でした。
具体的にどう難しいか分かっていないまま前半を叩いていましたが、ここまでは割と押しやすい譜面だったのでポロポロこぼしながらも100%まで回復。
これには拍子抜けしました。
そしてCN+軸のブレイク地帯。
ここでゆっくり休憩して後半に備えるものだと思っていたら、めちゃくちゃ難しいです。
何が難しいのか言葉に表しにくいものがありますが、そもそも押しにくい青鍵盤に軸が隣接していたりするからでしょうか。
主に6鍵あたりのCNを全然捌けず、なんの回復にもならないまま後半へ向かいます。
デーデーデーデーデーというフレーズが短い4つ・5つ押しCNで降ってきて、その後に連皿複合というパターンが何度も何度も降ってきます。
恐らくここが、押せない人に致命傷を与えていく箇所なのだと思います。
しかし、これも何故かかなり押しやすいと感じたのです。
CNはその短さからか、逆に押すところが分かりやすいと感じ、その後の連皿は何となく雰囲気で回しているだけなのにコンボも切れないという状態でした。
そして、なんと100%まで回復してノマゲ殺しの最高密度の箇所に到達しました。
総評
譜面との相性が良かったのか、私にとっては今回の十段ボスはリビルドやリユニよりはるかに簡単に感じました。
それは達成率を見ても分かる通りで、この曲が4曲中で一番高いです。
(ちなみに個人的にはリビルド>リユニ>>プリズナーです)
このリザルトを見て思い出したのが、前作八段のV2でした。
嘆きの声が多々聞こえる中、私は何故かそれが得意属性でしっかり回復していくという、周囲の感想と体感があまりにも一致しない現象ですね。
恐らく、今回のそれは私が横に広い中速物量を得意としているからなのだと思います。
前作のAAリビルドもいつものリユニも、どちらも高速系でしっかり体力と認識を持っていかれるタイプなので、今回のプリズナーとは難易度表のランクだけでは計り知れない譜面傾向の違いというものがあるわけですね。
なので、今まで十段に苦戦していた中速が得意なプレイヤーの方は、是非受けてみるといいのではないでしょうか。
配置的にも押しやすいので、案外あっさり抜けられてしまうかもしれませんよ。